リハトレ博士のブログ

介護予防現場に幸せをお届けする営業マンのリアルな日記

*

独立・起業を介護ビジネスで実現 物件探しのイロハ③

      2021/03/22

皆様、こんにちは。

物件探しのイロハ③(最終)になります。

最後は「静養室」「事務室」「相談室」について。

こちらも前回のトイレ同様、デイサービスの設置基準上、大きさ(広さ)に制限はありません。

なので、この部屋(室)をどう間切っていくか(設計していくか)、

逆に言うとこの間切り具合で機能訓練室の大きさ(=定員)が決定致しますので

物件探しの大きなポイントになります。

イロハのイ:静養室(約2m

・ベットが1つ入る事。

・1面以上が壁で後はカーテンで覆われる形

その他ローカルルールでは2面が壁、3面が壁などの条件があったりもします。

*「室」と名称はついていますが、実際はベットスペースと言った方

分かり易いと思います。

新渋谷館2F静養室

イロハのロ:事務室(約4m

・椅子×4脚、机×1

・個人情報が漏えいしない事

個人情報の概念から個室設計が求めれられますが、1部ローカルルールでは

パーテンションの間切りで認められている所もあります。

DSC01170

イロハのハ:事務室(約8m~)

・電話、PC、コピー機などスタッフが事務作業を行うスペース

*上記を満たしていれば机やイスの数に制限はありませんがスタッフの実働スペースなのであまり狭い作りはお奨めしません。

DSC01172

ご覧頂いた通り介護保険上、様々な条件があります。

特に一番先にチェック(確認)すべき事は地方自治体が各自で設けるているローカルルール。

事務室や相談室をパーテンション間切りでOKであれば、自由頻度も高くなり、

リフォームも低価格で抑える事ができます。逆に全て個室であれば、ある程度費用はかさみます。

その他、リフォーム上、極力デッドスペースを作らない事や(間四角な物件は意外と少ないので)

玄関や靴箱、柱などは機能訓練室から除外されますので十分注意して下さい。

デイサービス面積は内寸で判定されます。

チラシや不動産屋に貼ってある物件面積(情報)はいわゆる「壁芯」になっているので

実際はそれより数m小さくなる事を頭に入れておいて下さい。

また、違法建築の有無、消防設備などの確認は最初に必ず確認して下さい。

(開設前に管轄消防署より消防点検が必ず入ります)

最後になりますが物件探しは「ご縁」のような所も多々あります。

まずは優先順位(場所、家賃、築年数、面積、駐車場の有無)などを決定した後、

お探しする事をお勧めします。

*上記内容は弊社独自の試算、モデルとなりますので予めご了承下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 - ブログ