リハトレ博士のブログ

介護予防現場に幸せをお届けする営業マンのリアルな日記

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高齢者ツアーとインバウンド

   

先日行った介護展示会で高齢者向けの旅行を企画している旅行会社の話を聞いた。

添乗員に介護スタッフが同行し車いすや杖などを使っても行ける(行きやすい)観光地、旅行ツアーを提案しており、デイサービスや有料老人ホームからの問い合わせが多い、との事。

候補地としては、車いすや杖などを使っても行ける(行きやすい)観光地=インフラが整備されている(歩道幅が広い、段差が少ない、スロープがある)事が条件になってくる。これが充実しているのが近郊では浅草やスカイツリー付近、銀座、遠方では京都、奈良。            実はこの環境インフラが外国人にも好評で訪日外国人が増えているたそうだ(真偽は不明)。                               

確かに今はどの観光地でもハイヒールで行ける。雨が降っても道がぬかるむ事もない。スロープも多い。弊社(八王子)の近くにある高尾山も10年かけ環境インフラ(ゴミ問題)を整えた所でミシュランより星三つの称号を与えられ、さらに登山ブームが重なり現在は外国人観光客の増加もあり年間300万人が訪れる観光スポットになった。

リハビリ型デイサービスを利用する高齢者の中にも「もう少し体力がついたら旅行に行ってみたい」との要望は多い。高齢者=インバウンドとは不思議な組み合わせだが、今後介護業界に外国人スタッフが増えた際には一緒に旅行する事もお互いの楽しみに繋がるのではないかー。

 

 

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