リハトレ博士のブログ

介護予防現場に幸せをお届けする営業マンのリアルな日記

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独立・企業を介護ビジネスで実現 物件探しのイロハ②

      2021/03/22

 皆様、こんにちは。
前回に引き続き物件探しのイロハ②になります。
今回は「トイレ」ついて。                                     

よく聞かれるのが「個数」や「障害者対応や車いす対応」、「手すり設置」の有無。          実はデイサービスの設置基準上(申請上)、トイレについての指定(仕様)はありません。
普通の一般向けトイレでOKです。                              

しかし、実際は地方ルール(地方自治体ルール)を定めている所もあります。              例を挙げると大阪などは設置個数2、1つは車椅子対応である事や、                      呼び出しベル設置やスタッフ用トイレと分けるといったルールを明示している自治体もあります。        前回、ご説明したように機能訓練スペースには限りがあります。                 トイレを2つ作る事はスペースの問題以上にその設置(工事)費用。               もともとトイレの無い場所にトイレを作る為には下水工事が絡みます。これは安くありません。                                    また、いわゆる「便器」も決して安くありません                        工事費込で100万~試算が必要になってくる場合もあります。       

イロハのイ:トイレ設置基準について                               トイレ設置基準について先に地方自治体ルールを確認する。                        

イロハのロ:手すり、呼び出しベルの設置                           脳梗塞などで片麻痺の方もいらっしゃいます。左右の手すり(昇降式も可)の設置、             後付けでOKなので無線式の「呼び出しベル」などがあると安心してご利用頂けます。       また、意外にトイレからの立ち上がりに苦労している方もいらっしゃいますので           便器(洋式)の正面(立ち上がる側)にも昇降式の手すりがあると重宝されます。       

イロハのハ:トイレ環境                                   おむつ、手袋準備の他に男女それぞれ用のスエットズボン(ジャージ)を各M,Lサイズを     用意しておくと緊急時に役立ちます。                                    また、男性の方向けに「小(便)も座って行うと安心してご利用できます」といった張り紙し、          小(便)も座って行って頂くようにお願いすれば、環境面、衛生面(飛散などの掃除)などに    有効かと思います。

*上記内容は弊社独自の試算、モデルとなりますので予めご了承下さい。

 

 

 

 

 

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